お酒で悩んでいませんか? あなたには断酒会があります。  
                (公益社団法人全日本断酒連盟)        
       

滋賀県断酒同友会

 
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アルコール
依存症て何?
断酒会・例会 家族の方へ 行事予定 例会場案内 行政・医療機関 体験談・寄稿等
 

   目 次

【家族の方へ】


 
1.家族の投稿欄(伝言板、壁新聞)
 
2.家族会
 
3.アルコール依存症者はこんな人
 
4.あなた(家族)の姿
 
5.回復への道のり
 
6.子どもへの影響と親ができること
 

 
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  <心身ともに傷つく家族>


  アルコール問題で
 
    悩んでいらっしゃる
 
      ご家族のみなさまへ
 
      
 私たちは、滋賀県断酒同友会、家族会(あゆの会)の家族会員です。
 
 長年、夫や妻、あるいは子どもたちのアルコール問題に苦しみ、なんとかしたいと思いひとり悩んできました。
 
誰かに相談しても、分かってもらえなかったり、解決の糸口を見つけたりすることができませんでした。
 

 今、私たち家族は断酒会につながり、本人も断酒会に通いながら、断酒を続けています。断酒会に出席する
 
なかで、多くの仲間と出会い、生きる希望を見つけ、元気に歩んでいます。
 

 断酒会は、家族の方だけでも参加していただくことが出来ます。家族の方が、お一人で断酒会に通い続けられた
 
結果、ご本人も断酒会につながり、断酒を継続されておられるケースも多くあります。
 

 断酒会には、「家族会」という、家族だけで、体験を話したり、お互いの経験を交流できる場があります。
 
あるご家族は、「誰にも話せない、また、分かってもらえなくて、涙を流すこともあった。でも、ここでは、
 
ありのままを受け入れてもらい、気持ちがとても楽になった。」と言われていました。家族会は同じ悩みを経験
 
してきた者同士、わかり合い、共感し合あえる場であり、なくてはならない存在となっています。
 

 断酒会や家族会は、各支部それぞれの曜日に例会を開いています。ここで話されたことは、
 
「言いっぱなし、聞きっぱなし」で口外することはありません。ぜひ、例会におこしください。
 
心よりお待ちしています!
 
    
        滋賀県断酒同友会
 
        家族会(あゆの会)一同
 
             連絡先  青木 厚子 0748−72−3792
 
                  柏本 敬子 0749−72−3486
 
                  倉田 麻美 0748−62−3786
 
                  西浦 律子 0748−74−1281
 
                  松岡 薫  077−564−7351
 
                  松本 澄子 0748−72−7204
 


【家族会への案内PDF】
 
 行政(保健所、市町アルコール健康問題担当課)、医療の先生方へ
 
   アルコール問題で来所(来院)されるご家族へ本資料をもって、例会や家族会へ
 
   ご案内下さるようお願い申し上げます。
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 1.家族の投稿欄(伝言板、壁新聞)

 お知らせ、写真等があればサイト制作者(haru1bangoukaeta86@gmail.com)まで送信(又は現物を提供)下さい。
基本、原文のまま、随時掲載します。サイズ、字数に制限は設けません。
 家族の、家族による、家族のための投稿欄とします。(誹謗中傷は掲載不可)  
  「薫風」匿名希望家族

 



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 2. 家族例会


<安心して話せる『家族会』があります>
 
 ・人生において最も悲惨なことは酷い目にあうことではなく、
 
  一人で苦しみ続けることです

 
 ・アルコール依存症の本人が断酒会に入会していなくても、
 
  家族だけで参加することができる家族だけの例会です

 
 ・家族会には同じ悩みで苦しんできた多くの仲間がいます。悩みや苦しみは
 
  分かち合いましょう。もう、あなたはひとりではありません
 
 ・家族も体験談を通して、酒害に巻込まれている自己への洞察が深まり、
 
  落着きと自信を取戻し、本人の断酒と相まって、それまでの堅く
 
  緊張した表情が見違えるように柔らかく生き生きとしたものへと変わっていきます
 
 ・アルコール問題との取組みは長期戦です。休養や娯楽も生活の中に取り入れながら、
 
  長期戦に備えアルコール依存症の当事者の最も頼りになるサポーターになりましょう
 
     妻の体験談『私たちにもできることがあります』
 

<私にもキッとできる>
アルコール問題
維持連鎖の解消


<家族例会の開催日>
 
 ・大津支部     第2火曜日
 
 ・草津支部     第3月曜日
 
 ・長浜支部     第3火曜日
 
 ・栗東支部     第1木曜日
 
 ・甲賀支部     第4金曜日
 
 ・彦根支部     第3金曜日
 
 ・高島支部     第2金曜日
 
 ・近江八幡支部   第3土曜日
 
 ・本部家族例会   奇数月第1日曜日
 

<家族会で学ぼう>
問題解決への新しい対処

         夫(妻、子、親)のお酒に困っている人は家族会へ
       
   <家族例会(家族のみ)>
<断酒会は小さな筏(イカダ)、なれど
酒害者には難渡海(酒)を渡る大船>   

究極の目標『酒害者の最後の1人までも残すな』

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<許すことはできても忘れられない酒害>



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  3.アルコール依存症者はこんな人


『アルコール講座』
 
      
    「講師:西川京子先生」(29年度音声)(30年度音声)
 

<アル症者の口癖>
 
 ・『飲みたい、酔いたい、飲んで楽になりたい』
 
 ・『俺の金だ、飲んで何が悪い』
 
 ・『俺が悪いんじゃない、アイツが、お前が悪いんだ』
 
 ・『酒で死ぬんだったら本望だ飲みたい、酔いたい、飲んで楽になりたい』
 
 ・『酒だけが俺の生涯の友だ』
 

<アル症者の日常>
 
 ・朝昼晩、時と場所・場合を考えないで酒を飲む
 
   大事な時、飲んではいけない時ほど飲まずにいられない
 
 ・頻繁に二日酔いになり会社を欠勤する
 
   月曜日になると葬式の、体調不良の言訳
 
 ・日常がものぐさ、だらしなくなる
 
   風呂に入らない、歯を磨かない
 
 ・言行不一致、約束を守らない、嘘や弁明が多くなる
 
 ・自分本位で周囲(家族・近所・会社)に迷惑をかける
 
 ・疑り深くなり、嫉妬心が強くなる
 
 ・隠れて飲む、「飲んでいない」と言い張る
 
 ・家庭内暴力をふるう
 

<依存症者の本心>
 
 ・『アルコール依存症者の心理』
 
   アルコール依存症になりやすい性格というものはない。
 
  しかし、この病気が進行するにつれて、特有のものの考え方や病的精神状態が
 
  現れてくる。ここでは、アルコール依存症者によくみられる考え方や精神症状に
 
  ついて特徴を言う。
 

   【 飲んで問題を起こしたくないと思う 】
 
   【 少しぐらいなら飲んでよいのではないかと思う 】
 
   【 飲酒に問題があるという真実からから目をそらす 】
 
   【 自分より重い人と比較する 】
 
   【 孤独感 】
 
   【 自分が情けなくなる 】
 
   【 他人の攻撃をする 】
 
   【 飲んだことに理由をつける 】
 
   【 嘘を言う 】
 
   【 自分ほど偉い人間はいない 】
 
   【 飲むこと以外のことが考えられなくなる 】
 
   【 自分の回復が信じられない 】
 
   【 酩酊時の記憶喪失(ブラックアウト)】
 
   【 病的嫉妬 】
 
   【 アルコール幻覚症 】
 






<暴言・暴力>










<飲酒運転>










否認の病
『自分は問題ない』











三失の病   
<仕事、家族、命>






<アルコール依存症者の感性の回復と断酒>
 
  アルコール依存症者は奇妙な生の喪失状態(感性の死) →誠実な対応→ 「感性の目覚めと断酒意欲」
 
  * 倉育男氏は(病跡学者)は、「アル中は死を重ねる」と述べ、松村会長は「アル中が死ぬということは、二度死んだことになる」
 
    と同じ意味のことをいっています。
  【印刷用PDF】

 

  4.あなた(家族)の姿

    『この世の地獄を見たければ、アルコール依存症者のいる家庭を見よ!』
 

<アルコール家族のおかれている状況>
 
 ・知識の不足による誤解と偏見
 
 ・アルコール問題による日常的なストレス
 
 ・社会からの役割期待と家族の責任感
 
 ・親族や地域社会からの孤立
 
 ・社会的支援の不足
 

<結果、家庭はこんな状態(アルコール問題維持連鎖)>
 
 ・家族の力で飲酒をコントロールしてやめさせるしかないと判断していました
 
 ・その判断に基づいて、過干渉になり、世話を焼き、コントロールし、
 
  監視しました
 
 ・飲酒して問題を起こすと、他人や社会に迷惑かけられないと思って、
 
  問題を後始末し、代わって解決して、責任をとりました
 
 ・借金も支払い、ご近所にも詫びを入れ、飲み屋のつけも払いました
 
 ・暴れて壊したガラスは片付け、失禁して汚した布団も片付けました
 
 ・その上で、家族は不満、怒りを当事者にぶつけて、叱り、責め、非難しました
 
 ・その結果、本人は家族に腹を立て、「子ども扱いしやがって」「うるさいこと
 
  言いやがって。飲まずにおれない」「誰も理解してくれない、家に居場所が
 
  ない」と言いながら飲酒するのです
 
 ☆子供は、家庭状況(機能不全状態)の影響をまともに受けて悩んでいます
 

       『ああ、もう疲れた!』



           殴られる、母を庇いて前に立ち
 
               父に向かいぬ娘は小五
 

           楽しみの趣味をもつゆとり
 
               なかりけり主人の酒に心離れず
 

           母なりて父にもなりて柱にも
 
               代われぬ我は誰にもたれん
 

           しんしんと、更けゆく夜に聞こえ来る
 
               胸高鳴りぬ救急車の音
 


<この世の地獄>










<子供の心に深い傷>
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  5.回復への道のり

<悪循環から抜け出ましょう(アルコール問題維持連鎖の解消のために必要なこと)>
 
 ・専門職の援助を継続して受けましょう
 
 ・家族の自助グループに参加しましょう
 
 ・当事者の自助グループに参加しましょう
 

<家族が専門家の援助を受ける目的>
 
 ・家族自身の苦悩からの解放
 
 ・アルコール依存症者の回復への支援
 
 ・アルコール家庭の子どもの成長を守る
 

<アルコール問題解決への家族の新しい対処>
 
 ・飲酒やアルコール問題に巻き込まれない、振り回されない、健康な距離をとる
 
 ・アルコール当事者に干渉しない、世話を焼かない、コントロールしない
 
 ・不安、怒り、恨み、被害者意識、自己憐憫から抜け出す
 
 ・アルコール問題の後始末をしない、代わって解決しない
 
 ・アルコール当事者を責めない、批判、非難、攻撃しない
 
 ・信頼と尊敬、個人責任に基づく温かい家族関係を作る
 
 ・娯楽や休養を生活に取り入れ、自分自身に関心を向けて自分自身を取り戻す
 



  ◎家族の回復のために【家族のための回復への指針】
 
     精神的・社会的バランスを取り戻した新しい生き方
 

  ◎【家族への12の助言】(精神科医)
 
     依存症者をかかえる家族が、依存症者本人に接する場合の原則
 

  ◎「巻き込まれる家族そんなにわるいものではない。それだけ本人とのパイプが
   つながっているので、家族の変化はダイレクトに本人の変化を生み出す。 」

       小谷クリニック 山本 哲也 ソーシャルワーカー,(2017.3.5 講演)、
 
                             (2019.11.3 講演)


<家族の相談>

【家族への12の助言】
(精神科医)




<本人の受診>

アルコール講座

<まず、医療機関へ>

<そして、断酒会へ>



【家族、行政、医療、
断酒会】連携して
治療・回復へ

<断酒の決意>
                


     ホームにて酒に崩れし人見れば
 
        「あの日の己」と恥じつ呟く
 

     真剣に断酒に取り組む先輩の
 
        真似して歩きて一年断酒
 

     ドン底を這いあがらんと真剣に
 
        救いもとめば道は開けり
 



<ある家族の短歌集>
「主人の飲酒時、毎日が辛い苦しい中、胸の
内にため込んでいた、誰にも言えない思いを
日記代わりに短歌として書き留めました。
 これらは決して作ったというもではなく
私の心から、身体から生まれてきたものです。
また、もともと人の目に触れさせるつもりはなく
断酒後、落ち着きを得て、自分史として纏めました。
 でも、これらの歌が、今現に酒害者に振り回され、
苦しんでおられるご家族のお役に立つのなら
『慰めと励ましになるから是非にも載せたい』
というお心に添います。」
      (滋賀県断酒同友会家族:匿名希望)


 

  6.子どもへの影響と親ができること


<子供が育つ上でのアルコール家庭の問題点>
 
 (疑問)子どもが育つ上で、アルコール家庭とはどんな問題を持つのでしょうか。
 
 ・両親が不仲で、家庭に安心感や安全感がない
 
 ・両親の関心が飲酒や飲酒問題に集中していて、子どもに関心が向いていない
 
 ・親子の情緒的な交流や愛情表現に乏しい
 
 ・問題解決への協調性や積極性に欠ける
 
 ・社会から孤立しているので、外部からの情報や支援が得られない
 

<アルコール家庭の子供への影響>
 
 ・アルコール家庭で子供が生き抜くために身につける強固なルール
 
   感じるな、しゃべるな、信じるな⇒人間関係が苦手な性格、生き辛さ⇒現実逃避・依存症(まるで遺伝の様)
 
 ・子どもたちは家庭の中で固有な役割を担います
 
    一家の英雄(優等生)又はマスコット(ピエロ)、問題児(犠牲の子羊)、透明人間(忘れられた子ども)
 
 ・アルコール家庭で育つ子供の問題
 
     胎児性アルコール症候群、発達障害、情緒的問題、神経症的症状、行動障害、虐待、
   家出・自殺、青年期精神障害
 
   <アダルト・チャイルドの問題>
 
      子ども時代をアルコール家庭で育ったがゆえに、情緒的社会的に成熟することができずに
 
      大人になってしまった人が、大人として社会での適応に困難を抱えているのです
 
         対人関係の障害、親機能の障害、うつ病、抑うつ状態、強迫的、
 
         嗜癖的障害(依存症などの病気になりやすい)
 

<アルコール家庭で育つ(った)子供のために親ができること>
 
 ・相談できる専門家や自助グループの仲間を持つ
 
 ・子どもにアルコール依存症について話す
 
 ・子どもの話を聞き、過去と現在の苦悩を理解する
 
 ・子どもへの関心と愛情を表現する
 
 ・家庭生活を平常に戻す
 
 ・子どもをサポートしてくれる大人を見つける
 
 ・家庭外に、子どもが参加し、発散できる場を見つける
 
 ・親子関係を修復し、手直しする
 

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   ・滋賀県断酒同友会    会長 齋藤 康祐        0749ー63−0318


      (公益社団法人       全日本断酒連盟          03−3863−1600)

   断酒会「松村語録」より

      アル中は一家の病気である。

          例会には夫婦ともに出席しよう。 

                        *松村春繁 全日本断酒連盟初代会長(S38.11設立) 
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